デジタルに気づき、ウェルビーイングのための選択を行う。
「デジタルウェルネスとは?」でみたように、デジタルウェルネスラボでは、デジタルウェルネスは、次の3つを実践することを提唱しています。ここでは、この3つの具体的な実践方法についてご紹介していきます。
(本格的にこのデジタルウェルネスの実践方法について学ぶことができるレクチャーの開催については現在検討中です。ご希望の方は、こちらに登録してください。)
ウェルビーイングは、直訳すれば「よいあり方」。都度、自分の価値感に照らして良いと思えるものを選択していくことで、自ずと人生はウェルビーイングなものになっていくものです。そのためには、よいと思えるものを選択できるようにきちんと目の前の出来事に向き合い、注意を注げるようにしておく必要があります。
しかし、現代人は、忙しく、自分と向き合う時間がなかなかありません。また、追い打ちをかけるように、スマホなどのデジタルデバイスが注意を分散させようとします。そこで、ウェルビーイングという軸をたてるために、デジタルデバイスや日常から離れて、次のような自分を見直す機会を定期的に設けるとよいでしょう。
自分を十分に見つめて自分にとって価値あるものが明確になったとしても、デジタルデバイスは、次々と、一見すると魅惑的だけども、必ずしも自身のウェルビーイングに貢献するわけではないようなある意味余計な価値を提示してきます。こうした津波のように押し寄せるデジタル情報(実際にアメリカでは、"Tsunami" に例えられる)に太刀打ちするための心構えや知識が必要なのです。
デジタルデバイスの使用状況の評価
デジタルウェルネスリテラシーを高める
デジタルミニマリズムの実践
1.2.の実践で、ウェルビーイングの実現に向けて必要なデジタルデバイスやそれとの向き合い方が見えてきました。次は、それらのデバイスを、上手に使いこなすための実践です。
デジタルデバイスを管理可能な状態においておくことの大切さ(各種設定からスクリーンタイムマネジメントまで)
アテンションエコノミーの時代に、気が散ることを克服するためのテクニックを活用する
職場や家庭の物理的な空間を見直す
休憩時間を最適化し、デジタルストレスが身体に与える影響を理解する
ウェルビーイングにつながる人間関係を作るためのテクノロジーを活用する
オンライン、オフラインでソーシャルキャピタルを構築する
テレコミュニケーションのベストプラクティス
ウェアラブルデバイスなどの活用と問題点など